昨年からはまり中のキノの旅。

ラノベらしからぬ銃器描写が魅力の作品です。
主人公のキノさんが使ってるハンドガン(作中ではハンド・パースエイダーと呼称)
が、51NAVYが元ネタである『カノン』と、ウッズマンが元ネタである『森の人』


先日、51NAVYと合わせてMGCのウッズマンを購入したのですが、
作中の『森の人』はカスタムモデルなので、細部がけっこう違うんですよねー

かといって、79年製造のコレを弄る度胸も無し…
てな感じで悶々としていたところ…

BHで偶然、コッキング・スプリング突き出し式銃…
ええと、簡単に言うと、ちょっと高級な銀玉鉄砲ですね。
それのウッズマンモデルが、
部品欠け・傷だらけ・マガジン無し…
と、ホントにグズグズな状態で売られていました。

お値段は500円。
高いか安いかはまー…
モノの種類と程度から見ると高いんですが。
今、ウッズマンの形をしているモノを探そうと思ったら大変ですから。

てなわけで、これまたグズグズのM1910(ガス)と一緒に、
1000円払って手に入れてきたのでした。

右側面。

おもちゃとしての強度を保つ為、
実銃には無い部分にビスが沢山ねじ込まれています。

大きなねじはマイナスねじを使ってたり、
ちょっとした心配りがされてて好印象。

まぁ、全部埋めちゃうわけですが!
先日手に入れた、MGCのウッズマンと。

この手のおもちゃにありがちな、
モデルガンからの採寸コピーかと思いきや、

ちゃんと資料を当たって立体化されている様で、
各部が微妙に違っていました。

MGC版では省略されている部分(後述)までちゃんと立体化されてたりして、
なかなか侮れません。
とりあえず分解。

なにげな〜くバラしましたが、
このトイガン、多分私より年上なんでしょうね…


フレームがびみょーに接着されているので、
完全分解とはいきませんでしたが、大体OK

オモリが錆びてないのが意外でした。
さて、はじめましょー

まずは、グリップの左右反転。

プラ版とパテを盛って〜
削ります。

今回は、挿絵の黒星紅白さんのイラストを参考に、
スムース(ゴム?)・黒グリにすることにしたので、
チェッカリング・コルトマーク諸々を全部埋めてしまいます。
左グリップの親指掛けも削除。

パテが固まるまでの時間が勿体ないので、

同時進行でフレームのねじ穴・刻印消しを行います。
キノが旅している世界には、『コルト社』は存在しませんので。

この辺のお話は、時雨沢先生が設定紹介の際に触れられていましたね。

ただ…違う世界の話となると、この銃の元設計者であるジョン・M・ブローニング(製品レベルまで改修したのはコルトの技術者)も生まれてないんじゃないかなぁ…と思うのですが…

この辺がラノベとしてのギリギリのラインなのでしょう。


あ、ちなみに、ねじ穴はパテ、刻印は瞬間接着剤で埋めてあります。

『森の人』の詳細については、
本編U巻の、『優しい国』で、

「左手用らしく、安全装置も、スライド・ストップも、マガジン・キャッチも右側にある。」

と、書かれていました。

薬莢のエジェクト方向については何も書かれていませんでしたから、恐らく左右反転銃ではないと思います。

フレームは溶接で肉盛り・削り直しでどうにかなるレベルのマガジンキャッチ部分のみ反転として…

スライドストップ・セフティ等は、原理的にはアンビ。
本来左側に露出するハズの部品は削られ、グリップの中に収まっている〜

ってな感じではないかなぁ…と、勝手に妄想してみました。
これなら、一応作中の描写と矛盾しません。


まー普通なら、左に露出したレバー類は削らずに置いておいて、アンビで使いたいと思いますが…作中の描写を優先します。


左側のレバー類は、上記の通り隠れているという脳内設定なので、取っ払い。
唯一、グリップから露出するスライドストップの一部をプラ板で作ってくっつけました。




あ、そうそう。
たま〜に、両手持ちの為に、左右対象のピストルが出てくる作品がありますが、基本的に、元から無駄が極力排除されている小火器類は、左右反転がもの凄く大変です。

例えば…このウッズマンで考えると、使い回せる部品はバレル・サイト・マガジン・マガジンキャッチ・メインスプリングハウジング…あとは細々したピンやバネ程度でしょうかね。

まー簡単に言いますと、鏡面反転やろうと思えば、
一丁まるまる作るのとほぼ同じ工程が必要で、普通のカスタム屋の範疇は軽く越えてしまいます。

スライドストップ、セフティが右側になったので、
元々の切り欠きを埋めてしまいます。

スリットの復元面倒くさいです…
右側用のレバー類を新造〜

スライドストップ(写真左)
セフティ(写真右)
一段落したのでサフを吹いてみました。

ピストルレベルになると、普通はエッジがダレちゃうのイヤなのでサフは吹かないのですが…
この銃は元々がグズグズだったので…

おおっ!
左側にレバー類が露出してない!
これは新鮮ですね〜

てなわけで、作業1日目終了〜

その2

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